日本と海外の送金も格安で行えることから、海外在住者にも人気があります。
社名がTransferWise(トランスファーワイズ)からWiseへと変更しましたが、サービス内容に大きな変更もなくしっかり利用可能です。
日本ではあまり知られていないこともあり、
- Wiseってどうやって使うの?
- アカウントの登録方法がわからない
- 本当に大丈夫?
と、心配になる方もいるかもしれません。
私は実際に何度も海外送金を行っていますが、手数料は格安で送金スピードも早く安心して使えています。米国に銀行口座と米国証券口座を持っているため、その口座に日本から、また日本へ送金するために多用していますので、問題はありません。
ただ、初めて利用するときは不安もあるかもしれませんので、詳しく解説しておきます。
そこで、Wiseを使って何度も海外送金している私が、海外送金の手順をどこよりもわかりやすく解説します。
受け取り側がWiseのアカウントを持っていなくても利用可能です。
また、この記事では日本円からユーロへの送金時の内容を基にまとめています。
では、初回のアカウント登録に必要なものと実際の手順を解説します。
公式ページはこちらからご覧いただけます。下↓
【wise(ワイズ)の使い方】Wiseの海外送金方法を解説!全体の流れと必要なもの
- アカウント登録
- 海外送金の手続き
- 【初回のみ】本人確認書類のアップロード
- 送金額を振り込む
アカウント登録から海外送金の手順まで、スムーズに行えば10分程度で完了です。
最初はむずかしく感じるかもしれませんが、つまずきやすいポイントを1つずつ解説しているので順番に進めてみてください。
まず、必要なものをチェックし、手順1へ進みます。
必要なもの
- 顔写真入りの本人確認書類
- マイナンバーカード
- 関連書類紙とペン
- (初回のみ)海外送金先のIBANまたはメールアドレス<
簡単に必要書類をまとめると、
マイナンバーカード 持っている方 |
マイナンバーカード1枚でOK! |
マイナンバーカード 持っていない方 |
1.顔写真入りの本人確認書類 2.マイナンバーの関連書類(下記のどれか)・マイナンバー通知カード ・個人番号の記載された住民票 ・日本に居住していない方は省略可(※日本口座開設には日本の住所が必要) |
また、海外への送金時に必要なのが受け取り側の口座情報。
Wiseでは受け取り口座側のIBANコードがわかると送金手続きがスムーズに進みます。
送金先のIBANがわかるとスムーズに送金可能。
利用時に1度登録しておくと、次回からは送金先の選択のみでOKです。
IBANがわからない場合は、メールアドレスでの送金もできるよ。
手順1.Wise(TransferWise)のアカウント登録(開設)
すでにアカウント登録を終えている方は、手順2.海外送金の手続きから行います。
メールアドレス・パスワード・国を入力し、会員登録をタップします。
受信メールを確認し、メールアドレスの確認をタップします。
手順2.海外送金の手続き
アカウントが登録できたら、次に海外送金の手続きへ進みます。
入力例:日本から50ユーロ送金する場合
送金通貨・受け取り通貨を選択し、固定したい方の金額を入力します。
為替レート保証(〇時間)とは?(上の画像内ピンクの部分)
この時間以内にTransferWiseへの入金を行うと、ここで表示されているレートでの送金を保証してくれます。
間に合わない場合は、その下のロックマークをタップ。
今表示されているレートの保証はありませんが、ミッドナイトレート(世界の通貨市場における売買レートの中間点)を利用し送金額を固定することができます。
送信先の情報を入力し、Confirmをタップします。
すでに登録してある場合は、送金先を選択します。
正しいIBANコードを入力すると、銀行名が表示されます。
IBANかメールアドレスどちらでも送金先を指定できますが、IBANコードがスムーズです。
次に、オンラインでの本人確認へ進みます。
手順3.【初回のみ】本人確認書類のアップロード・写真5枚撮影
本人確認のため、手順3では必要な写真(5枚)を撮りアップロードします。
\撮影する5枚の写真/
- 顔写真入りの本人確認書類(表面)と4ケタの認証コード
- 本人確認書類の厚みがわかるもの
- 本人確認書類の裏面認証コードを持った自撮り写真
- マイナンバー関連書類
厳正な本人確認でTransferWiseの安全性が確認できます。
(え?自撮り?と一瞬思ってしまいましたが、不正利用されないよう工夫されていますね。)
アップロードする本人確認書類を選択。
4ケタの認証コードを紙に書いておきます。
本人確認書類に関する写真を3枚撮影します。
- 本人確認書類の表面と認証コードを書いた紙を同一画面で写真に撮る
- 本人確認書類の厚みがわかる写真を撮る
- 本人確認書類の裏面を撮る
先ほどの認証コードを書いた紙を持ち、自撮り写真を撮影。
アップロードします。
マイナンバー関連書類を選択し、撮影。
続行をタップしてアップロードします。
(マイナンバーカードがあれば本人確認書類と同じでOK)
これでオンラインの本人確認が完了。
引き続き、送金手続きを進めます。
個人的には自撮り写真にびっくりしましたがw、向こうも日々送られてくる画像は気にしていないですよねw
割り切って自撮りしましょう。
手順4.送金額を入金する
送金の理由を選択。
レッスン料を支払う場合は、サービスフィーを選びます。
手数料に払い戻しがあった場合の口座情報を入力。
内容を確認、利用規約に同意し次へ。
Wiseへの入金方法を選択します。
銀行振り込みまたは、デビッドカードのどちらかを選択。
TransferWiseの口座へ入金し、入金済をタップ。
後で入金する場合は、後でを選択します。
送金手続き完了入金確認後、送金が開始されます。
以上で、送金手続きが完了です。
【Wise/ワイズ】海外送金にかかる日数
日本円 → ユーロの実際の日数
- 平日であれば即日も可能
- 土日をはさむと2日
あくまで私が実際に海外送金した場合ですが、平日であれば即日中に送金が完了しました。
土日をはさんだ場合でも2日後には完了。
相手先の銀行へ送金完了後、口座への入金に2日ほどかかる場合があると表示されます。
私は今のところ、遅れなどが発生したことはありませんが、頭の片隅に入れておいてくださいね。
【Wise】海外送金手数料の返金(払い戻し)とキャンセル
- 払い戻しにかかる手数料は不要
- 「送金キャンセル」ボタンからキャンセル可能
- 手数料に返金があった場合は払い戻しされる
Wiseでの海外送金手続きは、送金が完了される前であればキャンセルすることができます。
マイページを確認し、該当の手続きの欄に「送金キャンセル」のボタンが表示されていればボタンをタップ。
キャンセルボタンが表示されていない場合は、できるかぎり早く事務局へ連絡します。
送金手続きが完了している場合はキャンセルできません。
受け取り銀行への受取拒否を依頼することで、組み戻しとできる場合があります。
詳しくは、Wiseのヘルプページを参考にしてみてください。
受取額を固定した場合の固定手数料から、送金手続き完了後に払い戻しされる場合があります。
このときは、送金完了日と同じ日に払い戻しされていました。
【Q&A】wiseに関する疑問を解決
実際に海外送金したときに迷ったことや読者様よりいただいたお問い合わせなど、wise利用時に迷いやすい点をまとめています。
海外送金に必要な手数料は何ですか?Wiseの送金手数料は、送金額・入金方法・為替レートによって異なります。
Wiseでは通常、銀行振込が最も安い入金方法です。
Wiseへの振込手数料はかかりますか?Wiseへの振込手数料は自己負担です。
Wiseの送金手続きの際に表示される手数料は、Wiseでの送金にかかる手数料。振込手数料とは別のものです。
同じ手数料でややこしく感じるところですが、Wiseの口座へ送金額を入金するときの振込手数料は別途、自己負担になります。
※私の場合はWiseの口座として三菱UFJ銀行が自動的に指定されていました。
たとえば、三菱UFJダイレクトからの入金だと、同じ三菱UFJへの振込手数料は無料になります。
指定の銀行口座で入金を受け取りたいときは?Wiseアカウントではなく指定の銀行口座で受け取る方法は、以下の2通りです。
- 送金側へ口座情報を伝える
- メールアドレスを伝える
メールアドレスを伝えた場合は、送金側が手続きを終えたあと、受信メールに指定の口座情報を受け取り側が自分で入力します。
送金側に銀行の口座情報を伝えることなく、送金してもらうことが可能です。