日本株個別銘柄の差金決済取引(CFD)取引に対応したおすすめ証券会社を紹介!

【当サイトには広告が含まれます】

株式投資を行う場合、現物株以外にもレバレッジを利用して大きな利益を獲得できる差金決済取引(CFD)を利用する方法があります。特に個別株では全体の市況の他、各銘柄の個別の動向に大きく株価が変動することもあり手っ取り早く大きな利益が期待できます。今回は日本株の個別銘柄で差金決済取引(CFD)の取引に対応したおすすめ証券会社を紹介します。

差金決済取引(CFD)の概要

差金決済取引(CFD)は、Contract For Differenceとも呼ばれ、金融機関に預けた証拠金を手元に、株価の値動きを利用した差金決済を行う取引です。

現物株の取引は、名称通り現物株その物を売買しますが、差金決済取引(CFD)の場合は株式そのものを売買するのではなく、株価の値動きを利用して売買価格の差額に相当する金銭の取引を行います。外国為替証拠金取引(FX)の株式版とも呼べます。

差金決済取引(CFD)を利用する利点としては、証拠金を担保に資金を借りて売買することが可能ですので、手元資金より多くの資金で取引が可能になる点です。それに従い、得られる利益も大きくなることが期待できる反面、損失が大きくなる可能性もあります。

損失が発生した場合、証拠金の使用率が100%に達すると、預けた証拠金で損失を補うことが難しくなりますので、FX同様に強制的に決済が行われる「ロストカット」が行われます。

差金決済取引(CFD)では、買いだけではなく売りから入ることもできる他、買いポジションの場合は配当金を受領することも可能です。

差金決済取引(CFD)の概要については、以下に詳細記事を記載していますので合わせてご覧ください。

株式投資を行う場合、現物株を売買する以外にも様々な派生商品があります。その中でも差金決済取引(CFD)もよく使われます。今回は、差金決済取引(C...



日本株個別銘柄の差金決済取引(CFD)に対応した証券会社は少ない

差金決済取引(CFD)を利用した株式の取引について、現状として国内の証券会社では日経平均株価といった株式指数に対応した差金決済取引(CFD)を扱っている証券会社は多いですが、個別株に対応した差金決済取引(CFD)を扱っている証券会社は少ないのが現状です。

一昔前までは、個別株の差金決済取引(CFD)を扱っている証券会社は多くありましたが、取り扱いを辞めるなどで、現在は取り扱いがある証券会社は少数になりました。

現時点では、外資系の証券会社である欧州投資銀行傘下のサクソバンク証券に加え、英国のIG証券が日本株個別銘柄の差金決済取引(CFD)取引サービスを提供しています。

個別株で差金決済取引(CFD)を利用する場合、市況に加え、銘柄個別の事情に合わせて株価が大きく変動するため、差金決済取引(CFD)を利用することで大きな利益が期待できる反面、損失のリスクも大きいため、個別株は証拠金に対して5倍までの資金で取引可能となります。株価指数であれば10倍まで取引できます。



サクソバンク証券の差金決済取引(CFD)は日本個別銘柄1500銘柄を取り扱い!

サクソバンク証券は、デンマークの投資銀行であるサクソバンク傘下の証券会社で、外国株や差金決済取引(CFD)、外国為替証拠金取引(FX)を中心に取り扱っています。

同社では、日本株の個別銘柄に対応した差金決済取引(CFD)を提供しており、日本株は約1500銘柄を取り扱っています。更に、日本株以外にも、米国株や中国株、欧州株などの個別銘柄の差金決済取引(CFD)にも対応しており、世界の9000銘柄が取引可能です。株式指数は日経平均株価やダウ工業株30種平均など世界の25銘柄を扱っています。

個別銘柄の場合は証拠金に対して5倍まで、株式指数は10倍まで取引が可能です。

取引手数料は、日本株であれば日計り取引の場合は、取引金額に対して0.05%、翌営業日以降に持ち越す場合は無料で取引できます。一方で、日本の株式指数の差金決済取引(CFD)取引はスプレッドのみで取引手数料無料で利用できます。

外国株において米国株の場合は取引金額に対して0.15%、(最低5米ドル)、中国株は取引金額に対して0.2%、欧州株は取引金額に対して0.25%で取引できます。

サクソバンク証券詳細については、以下公式サイト及び詳細記事を合わせてご覧ください。

サクソバンク証券公式サイト

株式投資で外国市場に分散投資するにあたり、国内の証券会社であれば取扱銘柄が少ない問題があります。今回紹介するサクソバンク証券は米国と欧州を始めと...



IG証券の差金決済取引(CFD)は世界の個別銘柄約12,000銘柄を取り扱い!

IG証券は英国で1974年に創業した証券会社で、差金決済取引(CFD)では世界で最多の収益率を誇る証券会社です。そのため、差金決済取引(CFD)に強みを持っていることから、世界の個別銘柄約12,000銘柄を取り扱っている他、株式指数は約40銘柄を扱っています。

取引手数料は、日本株の個別銘柄の場合は片道手数料は0.055%で最低手数料110円(オンライン)、米国株(NYSE/NASDAQ)は2.20セント/1株で最低手数料は16.50ドル(オンライン)、英国株は0.110%で最低手数料11ポンド(オンライン)に設定されています。

個別銘柄の場合は、瞬時の市場価格で取引となりますのでスプレッドは適用されず、売買時に上記手数料が発生する仕組みとなっています。

株式指数の場合は、取引手数料は無料でスプレッドのみを適用しています。スプレッドは相場によって変動するため、最新情報はIG証券の公式サイトをご覧ください。

IG証券の詳細及び口座開設については以下の公式サイトよりお願い致します。

IG証券公式サイト

世界の金融の中心地である英国ロンドンで1974年に創業したインターネット証券「IG証券」は、日本国内でCFDやFX、コモディティ、オプションとい...

関連記事

マネックス証券が外国株の情報収集が日本語で可能な「銘柄スカウター」をリリース!

SBI証券Vポイントサービスへの変更手続き方法を徹底解説!

ネット証券で人気が高い!SBI証券の概要と特徴を解説

外貨・ドル送金 留学する方や駐在予定の方はWISEが圧倒的に優位

松井証券がポイント投資サービスを開始!ポイントサービスとクレジットカードを導入

PayPay証券(旧OneTapBUY)のサービス概要と手数料を紹介