SBI証券はテーマ投資やロボアド運用サービスを提供している「FOLIO」と提携し、新たな自動運用サービスとして「SBIラップ」の提供を2022年3月31日より提供開始します。今回は新たに提供する予定である「SBIラップ」についてのサービス概要を詳しく紹介します。
目次
SBI証券とFOLIOと提携しAI自動運用可能な「SBIラップ」を提供開始
SBI証券は、テーマ投資やAIを利用した自動運用を提供している「FOLIO」と提携し、新たな自動運用サービスとして「SBIラップ」を2022年3月31日より提供を開始します。
SBIラップは、SBIラップ専用の投資信託8銘柄で運用を行い、人工知能(AI)を活用して40種類以上の市場データを用い、市場動向を先読みし投資配分を最適化して運用が行えるのが特徴です。
人工知能(AI)を活用することで、危機を事前に察知し、景気変動に合わせた資産配分への変更し、金融市場に状況に合わせた運用が可能になります。
出典:SBI証券
SBIラップで10年前の2012年から運用したことを仮定して試算した場合、155%のリターンを得られ、一般的なロボアドに比べると80%の運用差を得ることができています。
FOLIOが提供しているROBOPROについての詳細は以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
初期投資費用1万円から世界中へ分散投資が可能!
SBIラップは、初期投資費用1万円から運用を開始することができます。1万円から世界の株式と債券、不動産、金の8銘柄に世界中の資産に分散投資が可能となります。
また、毎月1万円から1,000円単位で積立投資も可能です。積立金はSBI証券の証券口座から自動で引き落としが行われます。銀行引き落としサービスを活用することで、自動で登録している銀行口座より積立額を自動で振替も可能です。
SBIラップの投資信託は8銘柄で運用
SBIラップは、以下8銘柄の投資信託を活用し運用を行います。いずれもラップ専用の投資信託となります。信託報酬はいずれも0.1606%(年率)に設定されています。
米国株式 | (ラップ専用)SBI・米国株式 |
---|---|
先進国株式 | (ラップ専用)SBI・先進国株式 |
新興国株式 | (ラップ専用)SBI・新興国株式 |
米国債券 | (ラップ専用)SBI・米国債券 |
米国ハイイールド債券 | (ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 |
新興国債券 | (ラップ専用)SBI・新興国債券 |
米国不動産 | (ラップ専用)SBI・米国不動産 |
金 | (ラップ専用)SBI・ゴールド |
SBIラップの運用手数料は0.660%(年率)!初期費用と解約手数料は不要
SBIラップの運用手数料は年率0.660%で運用可能です。また、投資開始時の初期費用は不要です。更に、解約時も解約手数料は有りませんので安心して運用できます。
運用手数料は、毎月1日から末日までの日次報酬額を合計した月次報酬額が、当月の最終営業日の前日にSBIラップ口座の現金部分より引き通しとなります。
また、別途支払いは不要ですが、投資信託で運用していることから、投資信託に対する運用手数料である信託報酬が運用中の信託財産より自動で引き落としとなります。実質的な信託報酬の合計額は0.295%(年率)となります。
SBIラップはSBI証券口座開設後に利用可能
出典:SBI証券
SBIラップの利用開始は、はじめにSBI証券の口座開設が必要です。口座開設が完了後、SBIラップを申し込みを行う必要があります。既にSBI証券の口座開設が完了している方は、SBIラップの申し込みのみで完了します。
SBI証券の口座開設は無料で開設可能となっており、口座維持費も不要です。また、今回のSBIラップ以外にも日本株や米国株など手頃な手数料で取引および運用が可能です。日本株であれば約定代金5万円であれば55円(税込)から、米国株は約定代金に対して0.45%で取引費できます。
SBI証券の口座開設および詳細については、以下公式サイトおよび詳細記事を合わせてご覧ください。