米国株のクラスとは何か?クラスA、B、Cの違いを分かりやすく解説

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米国株に投資していると、銘柄によってクラスAやクラスBといった形でクラス分けをしている銘柄を見かけます。日本株ではこのような仕組みが存在しないため分かりづらい印象を受けますが、それぞれ上場する目的に合わせてクラス分けをしています。今回は米国株のクラス分けについて分かりやすく解説します。

米国株のクラスとは株式発行目的に応じて分けられる

米国株に投資する場合、日本株と異なる仕組みとして一部銘柄では同じ企業の株式の中でクラス分けされていることです。日本株ではこのような仕組みが無いため分かりづらい部分になりますが、このクラス分けは議決権の有無など、目的に応じてクラス分けされています。

例えば、有名な銘柄であれば、電子決済のVISA(V)がクラスAとB、Cの3種類を発行しており、証券取引所で自由に売買できるのはクラスAとなっています。

VISAのクラスAは証券取引所で自由に売買が可能ですが、クラスBは譲渡制限付きの株式で証券取引所で上場していないため自由に売買ができません。クラスCはクラスAの発行済株式総数の15%を超えて保有する場合はクラスCへ転換されます。

つまり、クラスAは市場で自由に売買できる株式、クラスBは譲渡制限付き株式、クラスCは大株主向けに発行した株式となります。ちなみにクラスCは日本の三井住友カードが40%程度保有しています。

しかしながら、クラス分けについては銘柄によってその目的は異なりますので、各銘柄の詳細については投資情報のウェブサイトをご覧ください。



米国株の一部銘柄でクラス分けを行う理由

米国株の一部銘柄でクラス分けする理由として以下2つの理由があります。

1.投資家から資金を集めやすくする

クラス分けをする理由として考えられる理由として、多くの投資家から資金調達を容易にするためです。企業が株式を上場する理由は資金調達のためでありますが、まずは投資家から自由に売買する枠を作成することで、多くの投資家から資金を集めます。

2.経営の自由度を維持するため

経営の自由度を維持する目的でクラス分けを行い、市場で自由に売買できる枠と創業者などが保有する枠を分けることで、より多くの投資家から資金を実現しつつ、経営への自由度を維持することが可能になります。

もしクラス分けをしていなかった場合、資金調達は期待できる反面、大型買収をされる懸念があり経営への自由度が損なわれる懸念があります。



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