外国株への投資でおすすめしたい証券会社として当サイトではサクソバンク証券を紹介していますが、実際の評判はどうなのかと気になる方も多いです。多くの資金を預けることから、口座開設を検討しているがなんとなく不安を感じている方に、実際の口コミに加え、実際に使用した際の所感と合わせて紹介します。
サクソバンク証券の概要

サクソバンク証券は、デンマークの投資銀行「サクソバンク」傘下のインターネット証券会社で、日本では外国株の他、FX、CFD、米国株オプション取引を提供しています。日本国内で事業を展開したのは2008年からで最初はFX取引サービスを提供し、徐々に外国株式の取引サービスなどにサービスを広げています。
サクソバンク証券は、日本国内の証券会社の中で最多の取扱数となる米国株が約6,000銘柄、中国株が約2,000、日本国内では唯一の取り扱いとなる欧州株が2,400銘柄の取り扱っています。その他、個別株のCFDや外国株のオプション取引など、国内の証券会社では利用できない外国株の高度な取引サービスも利用できます。
株式の売買手数料は約定代金に対して、米国株が0.20%、中国株が0.20%、欧州株が0.50%と低水準に設定されてるのも特徴です。
2024年4月8日~
米国株取引における取引手数料は、業界最低水準に!
米国株式取引手数料 取引金額あたり(税込み価格) | ||
クラシック | プラチナ | VIP |
0.088% | 0.055% | 0.033% |
サクソバンク証券の詳細は以下で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
サクソバンク証券の長所と短所

サクソバンク証券の長所と短所をまとめると以下の点が挙げられます。
サクソバンク証券の長所
サクソバンク証券の長所は日本国内で外国株の取り扱いが最多である他、売買手数料も低水準に設定されており、取引費用を抑え世界に幅広く投資が可能です。また、オプション取引や個別株の差金決済取引(CFD)も利用できるため長期投資だけではなく、短期売買でも利用しやすい証券会社で有ると言えます。
サクソバンク証券の短所
サクソバンク証券の短所としては、同社で購入した銘柄については他社への移管ができないことにあります。移管する予定がない場合でも相続などで株式をそのまま移管したい場合は、それができず現金化する必要があります。また、少額投資非課税制度(NISA)にも対応していません。
サクソバンク証券の長所と短所については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
サクソバンク証券のネット上での口コミ
サクソバンク証券を実際に使っていると思われる方が記載したTwitter上で記載されている口コミを調べてみました。
サクソバンク証券の良い口コミ
サクソバンク証券のWebセミナー受けた。
金融取引はややこしいけど、リスク抑えた戦略は参考になる!— orochimaru( ?∞? ) (@UsamaruMaster) December 16, 2021
もうすぐ年末。
7月からサクソバンク証券で始めた米国株オプション取引は6ヶ月で収益率7%前後で着地しそうです。注目すべきはほとんどの期間でプラスしてるところです。?
長期投資はヘッジしながら大きくマイナスしないことが大事です。ジェットコースターのような投資はNG。 pic.twitter.com/TVEjXHsLep
— t-dragon@資産0から10年でセミリタイアに挑戦 (@tdragon87541291) December 16, 2021
サクソバンク証券の口コミとして良い口コミで見られたセミナーについては、同社は定期的にオンラインセミナーを開催しておりその内容について投資戦略が参考になりやすいことが挙げられています。また、外国株も現物だけではなく、オプションや差金決済取引(CFD)といった取引ができるため、長期投資と合わせてヘッジができる点も評価されています。
サクソバンク証券の悪い口コミ
サクソバンク証券は特定口座対応で、軒並みサクソバンク証券でしか買えなかったものが購入出来なくなったので、サクソバンク証券のメリットが無いように思う……
— みやま (@miyama225) December 11, 2021
結論
サクソバンクで新規の現物取引をするメリットは完全にゼロとなった。
今後も次々と買えなくなるなら最初から大手国内証券がベスト。もはやサクソバンクには強制円貨決済というデメリットしか存在しない。
99.999%の人には殴ってでも利用を止めさせたくなる証券会社#サクソバンク証券
— バム (@TokyoJibika) December 19, 2021
サクソバンク証券の悪い口コミとしては、過去に取扱銘柄について取り扱いを止めたことも有り、購入できなくなたことが挙げられます。最近では上場投資信託について、国内で取り扱いが認められていない銘柄が含まれていたことでBitcoinの先物に連動するETFの取り扱いが停止されたこともありました。
サクソバンク証券を実際に使ってみての所感

サクソバンク証券を筆者も実際に使用みて感じたの所感も合わせて紹介します。
1.国内の証券会社が取り扱っていない銘柄に投資できる
サクソバンク証券の一番の利点としては、国内の証券会社が扱っていない銘柄にも投資できる点にあります。国外企業を調査していても、良い銘柄を見つけた際に投資したいと思っても国内の証券会社では取り扱いがなくても、多くの場合サクソバンク証券で取引が可能な場合が多いです。
2.取引ツールが高機能である
サクソバンク証券の取引ツールが高機能であるため、本格的な取引が可能です。また、注文についても成行の他、指値、逆指値、OCO、IFD-OCOと多彩な注文方法が利用できる点も重宝しています。
3.顧客窓口の対応がいまいち
サクソバンク証券の短所としては、顧客窓口の対応がいまいちな点にあります。対応については迅速に対応がいただけるものの、回答内容が知りたい内容と相違しているといったことも多く、1回のやり取りで済む内容も何度もやり取りした経験もありました。
4.国内の資産管理ツールとの連携ができない
国内の資産管理ツールと連携できない点もについても留意しておく必要があります。例えばマネーフォワードといったSaaS型のツールが多く登場していますが、同社が外資系であることから国内の資産管理ツールと連携ができませんので手動で追加して管理していく必要があります。
サクソバンク証券のサービス詳細と口座開設の申し込みは以下、公式サイトおよび詳細記事をご覧ください。