楽天証券のクレジットカードによる投信積立サービスの概要を解説

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楽天証券は、投資信託の積立時に楽天グループが発行している楽天カードを使って買付ができるサービスを提供しています。SBI証券も三井住友カードを使って投信積立ができるようになるなどクレジットカードによる投信積立が広がっています。今回は楽天証券のクレジットカードによる投信積立サービスの概要を解説します。

楽天証券は楽天カードを使って投信積立が可能

楽天証券は投資信託の積立サービスを提供しており、取り扱い銘柄数として約2600本以上を取り扱っています。

投信積立時は予め証券口座に入金しておくか、楽天証券とネット銀行を紐付けて自動振替の設定をしておく必要がありました。楽天カードをお持ちであれば、事前に口座に入金する必要がなくなる他、クレジットカード決済のため、決済ポイントが付与されるといった特典も受けられます。

積み立てに利用できる楽天カードは、一般カードの他、PINKカード、プレミアムカード、ゴールドカード、ブラックカード、その他提携カードで利用可能です。ビジネスカードやデビットカード、家族カードは利用できませんので注意が必要です。

SBI証券も、三井住友カードと提携して投信積立時の買付にクレジットカードが使えるようになるなど、他社でもクレジットカード決済による投信積立サービスが広がっています。

SBI証券は、三井住友カードと提携してクレジットカードを使って投資信託の積立投資が可能となる「クレカ積立」を2021年6月30日より開始します。...



楽天カード決済による投信積立金額は毎月100円~5万円までの間で設定

楽天証券の楽天カードによる投信積立時の毎月の買い付け時の金額は100円から5万円を上限に任意の金額を設定できます。

また、すでに口座振替等で投信積立を実施している場合でも、楽天カードをお持ちであれば買付時の決済方法を楽天カードに変更することができます。決済方法を変更する場合は、楽天証券の専用ページにログイン後、設定中の積立を解除する必要があります。

設定可能な楽天カードは、ご自身名義のクレジットカードである必要があります。家族カードをお持ちの場合は、クレジットカード振替先の口座の名義が異なるため、設定することは出来ませんので注意が必要です。



投信積立でも決済ポイントが100円に付き1ポイント付与

投信積立によるクレジットカード決済でも、これまでのクレジットカード決済同様に決済ポイントが付与されます。

積立額100円につき1ポイント付与され、ポイント還元率としては1%となります。例えば、毎月5,000円積み立てた場合は50円が付与されます。

また、楽天カードを使って日常の買い物などで貯めた楽天ポイントを投信積立の投資資金として充当することも可能です。ポイントと投資資金として充当する場合は、別途ポイント利用の設定が必要です。



投信積立の申込は12日締めで買付は翌月1日または8日

楽天カードで投信積立を行う場合は、投信積立の申し込みは毎月12日が締日となります。翌月以降も同じ銘柄を買い付ける場合はこの時点で自動で買付が開始されます。銘柄変更がある場合は、変更後の銘柄は12日より反映されます。

投信の買付は、翌月の1日2021年6月19日以前に楽天カード決済を利用した方)または8日(2021年6月20日以降に楽天カード決済を利用した方)に買付を行い、証券口座に保有銘柄として登録されます。1日もしくは8日が休業日の場合は、翌営業日に買付が行われます。
楽天カードの支払い(口座振替)は、投信積立申し込みの翌月27日に行われます。ポイント付与は積立注文月の15日前後に付与されます。

一般口座の他、特定口座、NISA口座(一般、つみたて)で買付可能

楽天カードによる投信積立は、一般口座の他、特定口座、NISA口座(一般NISA、つみたてNISA)で買い付けが可能です。一方で、終了が予定されているジュニアNISAについては買付は出来ませんので注意が必要です。

また、確定拠出年金(iDeCo)については、国の年金制度の一部となりますんので楽天カードによる積み立てはできません。

NISA口座を利用することで、通常NISAであれば、年間120万円までの投資で得た利益が最長5年間非課税となるほか、つみたてNISAであれば、年間40万円(月3.3万円)までの投資で得た利益が最長20年間非課税となります。

近年では、政府が個人マネーを投資に振り向け経済成長を後押しするためにも、「貯蓄から投資へ」というキーワードの元、様々な制度を整えています。 ...

楽天証券の投信積立サービスの詳細と申込みは以下公式サイトおよび紹介記事を合わせてご覧ください。

楽天証券公式サイト

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