中国株に投資する場合、現状として情報源が限られているのも事実です。市場全体のニュースに加え、個別銘柄の動向などについても収集したい場合に、活用したい情報媒体を紹介します。
中国株の投資に関する情報収集方法
中国株に投資する場合、国内では情報が限られているのが現状です。ただし、近年ではインターネットが普及したことで、国外の情報に容易にアクセスが可能になったことから、国外の情報についても合わせて活用できます。
一方で、国外の情報収集を行う場合、言語が問題となります。もちろん、英語や中国語が理解できれば、情報収集について大きな敷居にはなりませんが、外国語を苦手とする方にとっては、少々難しい作業になるのも事実です。
ただし、近年ではインターネットの翻訳ツールなどの精度も向上しており、1回のクリックでページを翻訳できるなど、外国語が苦手な方でも、国外の情報収集が容易になっています。
中国株への投資において、日本語で情報収集ができるサイトと英語もしくは中国語で情報収集に最適なサイトを厳選して紹介します。
中国株投資情報サイト「二季報WEB」
出典:https://www.nikihou.jp/index.html
はじめに、日本語で中国株の情報を幅広く収集できるサイトとして、DZHファイナンシャルリサーチが運営している中国株投資情報サイト「二季報WEB」があります。
こちらは、日本語で中国市場全体の情報が収集出来る他、情報収集が難しい個別銘柄の動向なども日本語で入手することができます。
二季報WEBは、無料会員と有料会員の2つがあり、無料会員の場合は市場全体の情報が利用できます。有料会員の場合は、個別銘柄の動向など、詳細な情報が入手可能となっています。
有料会員の場合は、月額3,300円(税込)で利用可能で、入会初月は無料で利用できます。月額料金はクレジットカードが利用可能です。
二季報WEB:https://www.nikihou.jp/index.html
阿思達克財經(AASTOCKS.COM)
出典:http://www.aastocks.com/en/
阿思達克財經(AASTOCKS.COM)は、二季報WEBを提供しているグループ会社DZH(上海大智慧股份有限公司)傘下の阿斯達克網絡信息有限公司が提供している中国株投資情報サイトです。
こちらは、香港を拠点に、中国語(簡体字、繁体字)英語で中国株に関する情報を提供しています。
日本語での情報ではないですが、英語で情報収集ができますので、英語がある程度理解できるかたであれば、手軽に情報収集がしやすいといえます。
また、完全無料で市場全体の情報や個別銘柄の動向を収集することができますので、英語が理解できれば費用をかけずに本格的に中国株の投資情報を収集出来ると言えます。
阿思達克財經:http://www.aastocks.com/en/
中国株への投資におすすめな証券会社
出典:サクソバンク証券
中国株への投資を検討している場合、はじめに中国株の取り扱いが豊富な証券会社の口座開設が必要になります。国内のネット証券で中国株の取り扱いが豊富なのは、デンマークの投資銀行サクソバンク傘下のサクソバンク証券の他、マネックス証券、SBI証券、楽天証券がおすすめです。
サクソバンク証券 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | |
手数料 | 0.20% | 0.5% | 0.26% | 0.25% |
上海証券取引所 | 161銘柄 | 235銘柄 | 取扱なし | 取扱なし |
深圳証券取引所 | 97銘柄 | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし |
香港証券取引所 | 1733銘柄 | 719銘柄 | 1500銘柄 | 2058銘柄 |
サクソバンク証券は香港証券取引所のみならず上海証券取引所、深圳証券取引所に上場している銘柄の取引が可能で取扱銘柄数は1733銘柄となります。香港証券取引所に限っては、マネックス証券が2058銘柄と国内の証券会社では取扱数が多いです。
サクソバンク証券とマネックス証券であれば取引手数料も約定代金に対して0.25%と費用を抑えて投資が可能となっています。
ネット証券における中国株の取扱銘柄数と手数料についての詳細は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください。