中国株式市場におけるクリスマスから正月の休業日を解説

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年末年始となると日本市場は30日から翌年3日頃までお正月休みとなり証券取引所が閉まり取引ができなくなります。一方で、中国株の場合、年末年始の休業日は日本とは異なります。今回は中国株を取引するにあたり、予め把握しておきたいクリスマスから正月までの取引可能な日と休業日をお伝えします。

中国株は元旦のみ取引が休業となる

年末年始においては、日本では12月30日から翌年の1月3日もしくは4日までお正月休みとなり取引は休場となります。一方で、中国は1月1日(元旦)のみ祝日として定められており、元旦のみ終日取引が休場となります。

一方で、31日の大晦日については、祝日では無いものの年末が近いこともあり、半日の取引となります。

中国では旧正月(春節)が取引休場となる

中国での正月は、旧正月で祝う習慣がありますので、2月の中旬頃に連休となり、証券取引所もその日に合わせて、休場となります。

旧正月は、旧暦による元旦のことで、日本でもかつては旧正月でお正月を祝っていました。ただ、明治時代に西暦が導入されると、次第にお正月も西暦に合わせて行うようになりました。

2021年では、香港証券取引所は2月12日と土日挟んで15日に休場となります。中国本土の上海証券取引所と深圳証券取引所は、2月11日から17日まで休場となります。



クリスマスの25日は香港市場のみ休場となる

キリストの誕生日である12月25日のクリスマスでは、中国本土では通常の平日扱いとなり終日取引が可能です。一方で、香港については、英国の統治の影響もあり25日は祝日と定められており証券取引所は休場となります。また、クリスマス・イブの24日は半日の取引となります。

中国本土でも、日本同様にクリスマスを楽しむ習慣が増えていますが、近年では中国政府は国内でのクリスマスの催し物の規制を強化しつつあります。中国本土でも日本同様にクリスマスは平日の扱いとなります。



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出典:サクソバンク証券

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上海証券取引所 161銘柄 235銘柄 取扱なし 取扱なし
深圳証券取引所 97銘柄 取扱なし 取扱なし 取扱なし
香港証券取引所 1733銘柄 719銘柄 1500銘柄 2058銘柄

サクソバンク証券は香港証券取引所のみならず上海証券取引所、深圳証券取引所に上場している銘柄の取引が可能で取扱銘柄数は1733銘柄となります。香港証券取引所に限っては、マネックス証券が2058銘柄と国内の証券会社では取扱数が多いです。

ネット証券における中国株の取扱銘柄数と手数料についての詳細は以下の記事でまとめていますので合わせてご覧ください。

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