ウェルスナビは運用開始前に5問程度の質問に回答しリスク許容度を設定します。一方で、運用を開始後にリスク許容度を変更したいと考えた場合、リスク許容度の変更ができるのか気になります。今回はウェルスナビでリスク許容度を変更することが可能なのか見てみます。
ウェルスナビのリスク許容度の設定
出典:ウェルスナビ公式サイト
ウェルスナビは、運用を開始する前に、年齢と年収、金融資産額、毎月の積立額、運用目的、株価が20%以上下落時の対応といった、5問程度の質問に回答することで、リスク許容度を判定します。このリスク許容度に応じて運用が行われることになります。
リスク許容度は、5段階で設定され、リスク許容度が高いものになると株式の比率が高くなります。一方で、リスク許容度が低いものについては債券を中心とした運用になります。
ウェルスナビの公式サイトでも公開されていますが、リスク許容度が高ければ高いほど、パフォーマンスは高くなります。
ウェルスナビは、初期投資額10万円から開始でき、年率1%(税込1.1%)で運用できます。(株式や債券、不動産、商品価格に連動した上場投資信託(ETF)に投資を行います。ウェルスナビの詳細については、以下で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
ウェルスナビのリスク許容度は変更可能

ウェルスナビは、一度設定したリスク許容度については、後からでも変更することは可能です。
例えば、運用を始める時点では金融資産が少なく、慎重な運用をしたいと考えていたが、貯蓄額が増えてリスクをある程度取れるようになったような場合においても、柔軟に対応できます。
ただし、ウェルスナビでは公式に相場状況に応じてリスク許容度を変更することはおすすめしないと述べています。例えば、株価が大きく上昇している局面では、株高に乗りたいと考えてリスク許容度を上げたいと考える方もいるかと思いますが、上昇局面が一転した場合、リスクを取りすぎたことが裏目に出ることに繋がります。
そのため、リスク許容度を変更する場合は、年間収入が増えた、金融資産が増えた、運用期間がある程度確保できたといった状況をみて判断すべきであると言えます。
リスク許容度の変更方法
リスク許容度を変更するには、ウェルスナビの専用ページにログイン後、「ナビゲーション」画面より設定変更ができます。

ナビゲーション画面より「詳細設定」のボタンを押下後、スライドバーで、リスク許容度を変更します。
変更後は、画面上部の「閉じる」ボタンを押下し、ナビゲーション画面の「リスク許容度を決定」ボタンを押下すると、変更が反映され、次回の運用から、変更後のリスク許容度で運用が開始されます。
ウェルスナビの詳細や口座解説の申込みは以下の公式サイトもしくは詳細記事をご覧ください。