株式投資では国内だけではく外国株に分散投資することも重要です。外国株に投資するには外国株の取り扱いがある証券会社への口座開設が必要です。今回は欧州のサクソバンク証券の口座開設の手順を解説します。
米国株が6,000銘柄以上取り扱いのサクソバンク証券
米国株 | 中国株 | 欧州株 | |
取扱銘柄数 | 約6,000銘柄 | 約2,400銘柄 | 約2,000銘柄 |
取引手数料 | 0.20% | 0.20% | 0.50% |
サクソバンク証券は、デンマークの投資銀行であるサクソバンク傘下のインターネット証券です。同社は日本株の現物株の取引サービスは提供していませんが、米国株が約6,000銘柄、中国株(香港、上海、深圳)が2,400銘柄、欧州株(英国、ドイツ、フランス)が2,000銘柄取り扱うなど、外国株の取引に特化した証券会社です。
取引手数料は米国が0.2%、中国が0.20%(上海、深圳は0.15%)、欧州が0.5%で取引できます。米国株については、国内のネット証券の中でも安く取引ができます。
特に、外国株を取り扱っている国内の証券会社は少ない中、インターネットで低コストで取引できる魅力があります。
また、特徴的なサービスとしては個別株CFDを利用して、外国株の空売りも可能である点です。日本株では信用取引を利用して空売りが可能ですが、国内の証券会社が取り扱っている証券会社では外国株の空売りはできない中、外国株の空売りをしたいという投資家にとってもおすすめできると言えます。
サクソバンク証券の詳細については以下の記事をご覧ください。
サクソバンク証券の口座開設
サクソバンク証券の口座開設を行なうに当たり、多くの手続きは必要ありません。事前に準備するものとしては、身分証明書として「個人番号カード(マイナンバーカード)」を両面写真を撮影するもしくはデータとして取り込んだものを用意します。
サクソバンク証券の公式サイトにアクセスし「いますぐ口座開設」を押下します。
口座解説(個人用)の入力ページが出てきますので、個人情報の海外提供に関する同意を一読し、「個人データの海外提供に同意します」を有効にします。
その後、氏名や性別、生年月日、メールアドレス、携帯電話番号を入力します。
入力完了後、「申込みへ進む」を押下します。
次のページで自宅住所を入力し、勤務先の職業を選択し「次へ」を押下します。
本人確認書類をアップロードする
口座開設に伴う必要事項の入力が完了後本人確認書類をアップロードします。本人確認書類は後日アップロードして送付することも可能です。
本人確認書類書類として利用できる証明書は以下となります。
1.個人番号カード(マイナンバーカード)写真付きと運転免許証、健康保険書、旅券、在留カード、住民台帳基本カード、特別永住者証明書、住民票写し、印鑑証明書のいずれか1点
2.個人番号通知書と運転免許証、健康保険書、旅券、在留カード、住民台帳基本カード、特別永住者証明書、住民票写し、印鑑証明書のいずれか2点
本人確認書類は、画像ファイル(jpg、bmp、gif、tif)もしくはPDFのいずれかの形式でデータ化として取り込んでおき、アップロードを行います。
データの選択が完了後、アップロードボタンを押下して提出を行います。
本人確認書類提出が完了後、登録したメールアドレスに提出完了のメールが届きますので確認します。
本人確認書類提出後約4営業日程度で口座開設が完了
本人確認書類書類を提出後、約4営業日程度で口座開設が完了した旨のメールが届きます。その後、総合口座開設通知書が本人限定受取郵便で2日程度で届きますので、受け取りを行います。
受領後、口座開設通知書と取引までの流れを記載した資料が入っていますので、ご自身のユーザーID(口座番号)を確認後、案内に記載されているURLにアクセスし、指示に沿ってパスワードの設定を行います。また、こちらのページでも手順の確認ができます。その際、通知書に記載されているユーザーID(口座番号)と登録したメールアドレスが必要になります。
ユーザーIDとパスワードの設定が完了後、完了メールが届きますので確認します。
以上の設定が完了後、初回入金(10万円以上)を行います。入金は都市銀行3社のネット銀行、インターネット専業銀行(住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行)、ゆうちょ銀行の口座をお持ちであればクイック入金で直ぐに入金が可能です。
入金時は対象の口座種別を選択し、ご自身が取引がある銀行を選択後、入金額を入力後、次へボタンを押下し、内容確認後入金手続きを行います。
入金完了後、専用の取引ページである「SaxoTraderGO」にログインが可能となり、実際に入金して取引ができます。
サクソバンク証券の口座開設については、以下のボタンよりお願いいたします。なお、詳細についてはサクソバンク証券の紹介記事も合わせてご覧いただければ幸いです。