欧州株は配当金再投資制度(DRIP)は利用できる?

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欧州株の投資で得た配当金を再度投資したい場合、再度ご自身で買付が必要ですが、米国株で利用できる配当金再投資制度(DRIP)が利用できれば、買付作業が不要になります。今回は、欧州株で配当金再投資制度(DRIP)が利用できるのか解説します。

配当金再投資制度(DRIP)の概要

配当金再投資制度(DRIP)は、受け取った配当金を自動で再投資してくれる制度です。米国株では一般的な制度として利用されており、配当金を受け取り後、課税される前に、自動で株を買い付けてくれますので、保有する株式を増やすことが可能です。

受けった配当金を手動で再投資する場合、売買手数料が発生する他、その前に源泉徴収がされていますが、配当金再投資制度(DRIP)を利用することで、課税される前に売買手数料不要で買い付けができます。

配当金再投資制度(DRIP)の詳細については、以下で解説していますので合わせてご覧ください。

株式投資において、受け取った配当金を再投資する方も多いです。日本株の場合は受け取った配当金を再投資する場合は、ご自身で買付作業が必要になりますが...

欧州株でも配当金再投資制度(DRIP)が利用可能

米国株の長期投資で一般的に利用されている配当金再投資制度(DRIP)は、欧州株でも利用することができます。

欧州株も米国株同様に1株単位で売買できますので、受け取った配当金の金額が1株の購入金額を満たしていれば、自動で投資することが可能です。

欧州株の投資で受け取った配当金は、国により異なりますが、日本との租税条約に基づいて、日本居住者が現地で得た配当所得や利子所得に対して課税できる金額の上限値を定めており、英国とフランスでは10%、ドイツでは15%に設定されています。

欧州株に投資した際に配当金の支払いがあった場合、現地と国内において課税が行われます。今回は、欧州株において配当金を得た場合における税制度の仕組み...

欧州株を現金で受け取った場合は、10%もしくは15%が源泉徴収された後に受け取りとなりますが、配当金再投資制度(DRIP)制度では、これを回避することができます。



欧州株の投資はサクソバンク証券がおすすめ

欧州株に投資する場合、日本国内から取り扱い証券会社が少ない、取り扱っていても手数料が高いといった問題があります。そこでおすすめできる証券会社としては、デンマークを拠点に投資銀行を展開しているサクソバンク傘下のサクソバンク証券です。

ロンドン証券取引所 フランクフルト証券取引所 ユーロネクスト・パリ
銘柄数 約1000銘柄 600銘柄 800銘柄
手数料 0.5%(最低8ポンド) 0.5%(最低12ユーロ) 0.5%(最低12ユーロ)

サクソバンク証券では、ロンドン証券取引所、フランクフルト証券取引所、ユーロネクスト・パリに上場している銘柄を2400銘柄以上扱っています。売買手数料は0.5%に設定されています。また、米国株の取り扱いも6,000銘柄以上と国内では最多の取り扱いがあります。

サクソバンク証券で欧州株の配当金再投資制度(DRIP)を利用する場合は、口座開設後、ご自身で設定が必要となります。

サクソバンク証券の詳細については下記公式サイトもしくは記事をご覧ください。

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