深圳証券取引所に上場している銘柄を取り扱っている証券会社を紹介

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中国広東省深圳市は、中国の経済特区として中国政府主導で経済のテコ入れが行われており、その中心となる深圳証券取引所は、中国の情報技術関連企業を中心に、今後の成長余地が高い多くの企業が上場しています。今回は、深圳証券取引所に上場している銘柄を取り扱いを行っている証券会社を紹介します。

深圳証券取引所とは?

深圳証券取引所は、中国広東省深圳市に拠点を構えている証券取引所です。

冒頭で記載している通り、深圳市は中国政府主導で経済特区として成長に向けてテコ入れがされており、情報技術関連企業を中心に多くの企業が拠点を構えています。例えば、携帯電話基地局や携帯端末を提供している華為技術や中興(ZTE)は、深圳市に本社を構えています。

深圳証券取引所は1990年2月に設立され、現在では約1200社以上の企業が上場しています。時価総額は約3.2兆ドル規模となり、香港証券取引所と同様の規模となります。

深セン証券取引所
A株 B株
人民元 香港ドル

深圳証券取引所は、人民元建てで取引が行われるA株と、香港ドル建てで取引が行われるB株に市場が別れています。A株は主に中国国内投資家向けで、B株は外国人投資家向けに開放されている市場です。

A株
メインボード 中小企業版 創業版
大手企業 中小企業 新興企業

A株は、更に大手企業を中心とした「メインボード」中小企業を中心とした「中小企業版」、新興企業を中心とした「創業版」の3つに分けられ、東京証券取引所で言えば、東証1部と東証2部、マザーズという位置関係と同様です。

中国広東省深圳市(しんせん)は、中国の経済特区として、急速な経済成長を遂げています。中国株式市場において、成長期待が高い企業が多く組み入れられて...

深圳総合指数は1991年4月より約17倍に上昇!

深圳総合指数株価値動き

深圳証券取引所に上場する全銘柄で構成されている株価指数として「深圳総合指数(SZSE Composite Index)」が活用されています。

この指数により、深圳証券取引所に上場している銘柄のおおよその値動きを把握することができます。指数の算出は1991年4月より行われ、基準値は100ポイントから開始しています。

2020年4月時点で1700ポイント前後で推移しており、算出開始から約17倍まで上昇しています。

深圳総合指数は、今後も成長余地が高い情報技術関連を中心とした新興企業も多く上場していることから、中国国内のみならず、世界に名を連ねる企業も登場する可能性が高く、今後の成長にも期待できると言えます。



サクソバンク証券が国内では唯一、深圳証券取引所上場銘柄を取り扱い

出典:サクソバンク証券

中国本土の深圳証券取引所に上場している銘柄を取り扱っている国内の証券会社はほとんどなく、唯一「サクソバンク証券」のみが97銘柄取り扱っています。

サクソバンク証券は、デンマークの投資銀行傘下の証券会社で、今回の深圳証券取引所に上場している銘柄以外にも、上海証券取引所に上場している銘柄が161銘柄、香港証券取引所に上場している銘柄が1733銘柄と中国株だけでも2,000銘柄以上取り扱っています。

また、中国株以外にも、米国株が6000銘柄以上、欧州株が2400銘柄以上と、世界規模に投資したい場合に使いやすい証券会社であると言えます。

深圳証券取引所に上場している銘柄の売買手数料は約定代金の0.20%に設定されており、最低手数料は40人民元となります。

政府主導で経済成長が後押しされている深圳ですが、情報技術関連を中心に成長が大きく期待でき企業が多く上場している深圳証券取引所上場企業への投資はサクソバンク証券がおすすめです。

サクソバンク証券公式サイト

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