フランスを代表する株価指数「CAC40指数」の概要を解説

【当サイトには広告が含まれます】

フランスを代表する株価指数として「CAC40」があります。同指数は欧州の株式市場の中でも、英国のFTSE100とドイツのDAX指数についで重要な指数として活用されています。今回はCAC40指数の概要を解説します。

ユーロネクスト・パリに上場する売買高が大きい40銘柄で構成

CAC40 指数はフランスを代表する株価指数ですが、同国最大の証券取引所であるユーロネクスト・パリ(旧パリ証券取引所)に上場する銘柄の内、売買高が大きい40銘柄で構成された指数です。

CACは、「Compagnie des Agents de Change」の頭文字をとったもので、日本語で表記すると「旧証券取引所公認仲介業者組合」の意味になります。

CAC40 は時価総額加重平均型の株価指数で、1987年12月31日時点を1000ポイントとして算出を開始しています。

CAC40 は関連指数として、ユーロネクスト・パリに上場している全銘柄で構成した「CAC All Share」や同証券取引所上場銘柄の内、浮動株回転率が20%を超える全銘柄からなる指数である「CAC All-Tradable」、CAC40に組み入れた40銘柄の内、売買高が高い20銘柄を更に絞り込んだ「CAC Next 20」、大型株を60銘柄構成した「CAC Large 60」、中型株を60銘柄で構成した「CAC Mid 60」、小型株で構成した「CAC Small」があります。

ユーロネクスト・パリは、オランダのアムステルダム証券取引所、ベルギーのブリュッセル証券取引所と2000年9月に合併してユーロネクストが発足し、旧パリ証券取引所はユーロネクスト・パリと呼ばれ現在に至っています。

CAC40指数の株価推移

CAC40指数は、前述していますが1987年12月31日時点を1000ポイントとして算出を開始しています。2019年12月31日の終値は5978.06ポイントで終えており、6000ポイント前後で推移しています。

過去の最高値は、2000年9月の6,944.77ポイントとなっています。その後は大きく乱高下をしており、2003年には3000ポイントまで下落しますが、その後も大きく上昇し2007年には6000ポイントまで回復しました。

その後は世界的な金融危機であるリーマンショックで大きく下落し、2007年に3000ポイントを下回りました。その後は、ゆっくりと回復し2019年に6000ポイント回復しています。


CAC40指数構成銘柄

2019年9月時点におけるCAC40指数に構成されている銘柄を紹介します。

シンボル 銘柄名 業種
AC Accor 不動産
AI Air Liquide エネルギー
AIR AIRBUS(エアバス) 輸送機器
MT Arcelor Mittal 鉄鋼
ATO Atos 情報通信
CS AXA(アクサ) 金融
BNP BNP Paribas(BNPパリバ) 金融
EN Bouygues 情報通信
CAP Cap Gemini 情報通信
CA Carrefour(カルフール) 小売
ACA Credit Agricole 金融
BN Danone(ダノン) 食品
DSY Dassault Systemes 情報通信
ENGI ENGIE 電力
EL EssilorLuxottica 医療機器
RMS Hermes(エルメス) 一般消費財
KER Kering(ケリング) 一般消費財
OR L’Oreal 化学
LR Legrand サービス
MC LVMH(ルイビィトン) 一般消費財
ML Michelin(ミシュラン) 輸送機器
ORA Orange(オレンジ) 情報通信
RI Pernod Ricard 食品
UG PEUGEOT(ブジョー) 輸送機器
PUB Publicis Groupe サービス
RNO Renault(ルノー) 輸送機器
SAF Safran(サフラン) 機械
SGO Saint Gobain 素材
SAN Sanofi 医薬品
SU Schneider Electric 機械
GLE Societe Generale 金融
SW SODEXO 食品
STM STMicroelectronics 電気機器
FTI Technip 建設
FP Total(トタル) 石油
URW Unibail Rodamco 不動産
VIE VEOLIA ENVIRON. サービス
DG Vinci 建設
VIV Vivendi 情報通信



フランスを始め欧州株の売買方法

今回紹介したフランス株を始め、欧州株については国内の証券会社での取り扱いが少ない中、デンマークを拠点に展開しているサクソバンク証券が国内においてネット証券を展開しており欧州株を豊富に取り扱っています。

ロンドン証券取引所 フランクフルト証券取引所 ユーロネクスト・パリ
銘柄数 約1000銘柄 600銘柄 800銘柄
手数料 0.5%(最低8ポンド) 0.5%(最低12ユーロ) 0.5%(最低12ユーロ)

ユーロネクスト・パリに上場している銘柄は約800銘柄取り扱っている他、売買手数料も約定代金の0.50%で最低12ユーロに設定されています。その他、ロンドン証券取引所上場銘柄が約1,000銘柄、フランクフルト証券取引所上場銘柄が約600銘柄扱っています。

サクソバンク証券についての詳細は以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。

サクソバンク証券公式サイト

株式投資で外国市場に分散投資するにあたり、国内の証券会社であれば取扱銘柄が少ない問題があります。今回紹介するサクソバンク証券は米国と欧州を始めと...

関連記事

総資産利益率(ROA)とは何か?投資前に確認しておきたい経営指標を解説

ネット証券各社の米国市場上場の上場投資信託(ETF)の取り扱い数を比較

長期金利とは何か?概要と株価との関係性についてわかりやすく解説

欧州株に投資する4つの短所とその対処方法を解説

投下資本利益率(ROIC)とは何か?投資前に確認しておきたい経営指標を解説

ストックス欧州600指数(STOXX Europe 600 Index)に連動す...