株式売買手数料が業界最安値のSBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)の特徴と概要を解説

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株式投資を行うにあたり、株式売買手数料が手頃な証券会社を活用することです。今回紹介するSBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)は、株式売買手数料が安いことで評判が高い証券会社です。SBIネオトレード証券の特徴と概要を詳しく解説します。

SBIネオトレード証券はSBIホールディングス傘下の証券会社

SBIネオトレード証券は、実店舗を構えずインターネット上で展開しているネット証券で、SBIホールディングス傘下の証券会社です。2021年1月より、ライブスター証券から社名変更いたしました。

SBIネオトレード証券の特徴としては、ネット証券であるため売買手数料が安いことや、取引システムが無料で活用できること、多彩な注文方法に対応、70年以上の歴史を持ち常に使いやすさを徹底追求している点にあります。

SBIネオトレード証券では株式取引(現物・信用)の他、先物取引、投資信託、FXを取り扱っています。また、少額投資非課税制度(NISA)口座の開設も可能です。

SBIネオトレード証券公式サイト

株式取引時の売買手数料が安い!

SBIネオトレード証券の大きな特徴としては、株式売買手数料がネット証券の中でも安いことにあります。手数料プランとして1約定毎のプランと、1日の約定代金の合計額に応じて決まる定額プランを用意しています。

現物取引約定毎手数料プラン

証券会社 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円
SBIネオトレード証券 50円 88円 100円 198円 198円 374円
SBI証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
楽天証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
マネックス証券 55円 99円 115円 275円 275円 535円
松井証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,000円

2022年12月現在 各社ホームページより引用(いずれも税込)

SBIネオトレード証券において、現物取引を行う場合、1約定ごとの手数料プランであれば、約定代金が5万円以下は50円から(2021年8月より値下げ)、5万円超10万円以下は88円、10万円超20万円以下は100円(2021年8月より値下げ)、20万円超30万円以下198円となっており、約定代金が上がっても常に安さを保っています。

一方で、少額投資非課税制度(NISA)を利用する場合においても上記手数料が発生しますので注意が必要です。NISAでの取引を検討している場合はSBI証券楽天証券マネックス証券松井証券などNISA口座において売買手数料が無料になる証券会社の利用の検討をおすすめします。

現物取引1日定額プラン

証券会社 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円
SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
楽天証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
マネックス証券 550円 550円 550円 550円 550円 550円
松井証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,000円

2022年12月現在 各社ホームページより引用(いずれも税込)

SBIネオトレード証券では1日定額プランとして、2021年8月より1日あたりの約定代金が100万円までであれば0円で取引できます。そのため、SBI証券と楽天証券と肩を並べるほどの水準となりました。

信用取引手数料

証券会社 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~50万円 ~100万円
SBIネオトレード証券 0円 0円 0円 0円 0円 0円
SBI証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
楽天証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
マネックス証券 99円 99円 148円 198円 198円 385円
松井証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,000円

2022年12月現在 各社ホームページより引用(いずれも税込)

信用取引を行う場合の約定毎に発生する手数料プランは、従来であれば約定代金が300万円まで80円に設定されていましたが、2019年12月10日より信用取引の手数料を約定金額、取引回数問わず一律無料化しています。

また、現物の株式と引き換える際の「現引」を行う場合においても、手数料無料で利用可能です。そのため、一旦信用取引で取引し、後日現引きすると信用取引をしない方でも無料で株の買付が可能となります。

株式投資を始める上では、目的に合わせて最適な手数料プランを選び、手数料を抑えて取引することが重要です。今回は、ネット証券5社の現物取引と信用取引...

株式取引システムが無料で利用可能!

SBIネオトレード証券は、株式や先物取引、FX向けに無料の取引ツールを提供しています。特に株式の場合においては取引ツールが有料で提供されることも多いですが、誰でも無料で利用できるのは嬉しいポイントです。

インストール不要でInternetExplorerといったウェブ閲覧ソフトであるウェブブラウザを利用できるツールの他、パソコンに直接インストールして利用する専用ソフトウェアを提供しています。もちろん、iPhoneやAndroidスマートフォン向けの専用取引アプリの提供も行っています。

さらに、株式投資を行う方には嬉しい、上下10本の気配のみを表示されていた板ですが、SBIネオトレード証券では、2019年7月より「フル板」サービスを提供開始しており、上下10本以上と従来では非表示になっている気配を確認することができます。

逆指値やOCO、IFDなど多彩な注文方法に対応

SBIネオトレード証券はFXだけではなく、株式取引においても、指定した値段以上もしくはそれ以下になったときに使う注文方法「逆指値」や新規もしくは決算注文時に、2つの指値注文を設定しておき、片方の注文が成立した場合は、もう片方の注文をキャンセルするという注文方法である「OCO」、新規注文を同時に決済注文を同時に行う「IFD」とった多彩な注文方法に対応しているのも特徴です。

FX取引では逆指値やOCO、IFDは一般的に使われますが、株式取引では成行、指値といった注文方法が中心であったため、状況に応じた使い分けが難しいのが現状でしたが、これらの注文方法を駆使することで、普段忙しい方であっても、これらの注文方法を使うことで、半自動的に売買することが可能となります。

SBIネオトレード証券公式サイト

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