ロボットを活用して自動運用が可能なロボアドのTHEOは、NTTドコモと提携してドコモ利用者向けの運用サービスとして「THEO+docomo」を提供しています。今回はTHEO+docomoのサービス概要と特徴を解説します。
THEO(テオ)とNTTドコモが提携して運用サービスを提供
https://docomo-inv.com/theo/
THEO+docomoは、NTTドコモの携帯電話スマートフォン利用者やdポイント利用者向けに提供しているロボアドによる自動運用サービスです。
ベースは、ロボアドのTHEO(テオ)の運用アルゴリズムを踏襲し、NTTドコモが提供しているdポイントの付与の他、dカードとやドコモ口座との連携させることで、THEO(テオ)で運用しながらドコモが提供している各種サービスも同時に受けることが可能となります。
THEO(テオ)は、年齢や年間収入など5問の質問に回答するだけで、運用者のリスク許容度をロボットが判定し、最適なポートフォリオを提案します。初期投資額はたったの1万円からとなっており、運用資金がなくても気軽に始めることができるのが特徴です。また、毎月1万円から積立投資も可能で、コツコツと資産を増やしていくことも可能です。
運用は上場投資信託(ETF)を活用しており、運用者のリスク許容度に合わせて30~40銘柄で運用を行います。運用を行う際の手数料は年率1%(税込1.1%)となっています。
運用額に応じてdポイントがたまる!
THEO+docomoの特徴としては、運用額に応じてドコモのポイントサービスである「dポイント」がたまる点です。運用資産額が1万円につき、ドコモ利用者であれば毎月1.5ポイント、ドコモ非利用者であれば1ポイント付与されます。
例えば、THEO+docomoにて100万円運用していた場合、毎月付与されるポイントはドコモ利用者であれば150ポイント、ドコモ非利用者であれば100ポイント付与されます。年間に換算すると、ドコモ利用者は1800ポイント、ドコモ非利用者は1200ポイント貯まります。
ドコモ口座やdアカウントと連携可能
THEO+docomoでは、インターネット上のお財布であるドコモ口座や、利用者向けのアカウントサービスである「dアカウント」と連携することが可能で、面倒な手続きをすることなく気軽にTHEO(テオ)で自動運用がはじめられるのも特徴です。
ドコモ口座と連携することで、ドコモ口座で保管している資金をTHEO+docomoへ入金したり、THEO+docomoからドコモ口座へ出金することが可能になります。そのため、銀行口座を連携させるといった手間を省くことができます。ただし、積立投資を行う場合は、ドコモ口座を利用することは現時点ではできませんので注意が必要です。
ドコモ利用者であればdアカウントと連携することで、THEO+docomoを始める場合、dアカウントの個人情報が引き継がれますので、面倒な登録手続きをすることなくすぐに運用が始められます。
THEO+docomo公式サイト
dカードと連携しておつり投資が可能!
直接提供されているTHEOには無いTHEO+docomoの特徴としては、NTTドコモが三井住友カードと提携して発行しているクレジットカード「dカード」を活用することでおつり投資が可能です。
おつり投資とは、クレジットカードの決済に対して、予め設定していた金額範囲において端数が生じた場合、その端数をおつりとして運用に回すものです。例えば、金額枠を500円と設定しておき、クレジットカードで300円の支払いをした場合、残った200円がおつりとして運用に回ります。
THEOでは、この金額枠を100円と500円の2つから選ぶことができます。毎月この端数で運用に回す金額が決定され、その金額が予め連携している銀行口座より引き落とされます。ただし、クレジットカードから運用資金が引き落とされるわけではありませんので注意が必要です。
dカードは、100円につき1ポイント付与されます。さらに、コンビニエンスストアのローソンの買い物で3%OFFになるほか、ポイント付与をあわせて最大5%お得になります。さらに、dカード GOLD(年会費1.1万円(税込))で携帯電話通信料金を払うと毎月の通信料金に対して10%のポイントが付与されます。携帯電話の端末が故障した場合においても3年間に渡り最大10万円の補償が可能となっています。
dカードの詳細については、以下の公式サイトより御覧ください。
dカード公式サイト
dカード GOLD公式サイト
THEO+docomoの新規お申し込みおよびサービス詳細は、以下の公式サイトよりご確認ください。