DMM.com証券は、同社が提供している株式取引サービスである「DMM 株」において、米国の個別株の取り扱いを2018年11月中旬より開始しています。今回は、DMM株の米国株取引サービスの概要を解説します。
2018年11月中旬より米国株式の取引サービスを開始
DMM.com証券は、「DMM 株」で2018年11月中旬より米国の個別株の取引サービスを開始します。すでに米国株式を取り扱っているマネックス証券やSBI証券、楽天証券と同様の手数料水準で利用することができます。
また、2018年10月15日よりサービス開始に先立って同社の取引ツールにおいて、米国株式の情報を無料で閲覧できるサービスを開始しています。米国株式のリアルタイムの株価情報やニュースなどの閲覧が可能となっています。
DMM 株での米国株取引の特徴
DMM.com証券で米国株式を取引する特徴としては以下のとおりです。
1.日本株と同一の取引ツールが利用可能
DMM.com証券では、これまで提供していた日本株と同一の取引ツールを利用して米国株式の売買が可能となっています。同社では、PCやスマートフォン向けに取引ツールを提供していますが、初心者向けに最適化した「かんたんモード」と上級者向けに特価した「ノーマルモード」の2つが利用可能となっています。
2.お得な取引手数料
DMM.com証券における米国株の取引手数料は約定代金の0円に設定されています。
ネット証券のSBI証券や楽天証券、マネックス証券では、現在の手数料水準として約定代金の0.45%に設定されており、ネット証券の中では一番安く取引できると言えます。
ただし、為替手数料として25銭(片道)発生します。
3.株価をリアルタイムで配信
株価をリアルタイムで確認できるのもポイントです。これまでのネット証券では通常であれば15分から20分ほど送れて株価が配信されますが、リアルタイムで確認できますので、短期取引を行いたい方でも使いやすいと言えます。
特定口座やNISA口座に対応
特定口座やNISA口座での買い付けにも対応しています。特定口座は年間の取引報告書を証券会社が発行してくれますので、年末に確定申告する際も自動で損益がわかりますので手続きが楽になります。(源泉徴収ありの場合は確定申告は必要ない)
また、NISAにも対応していますので、年間120万円の投資の範囲内であれば、売却益や配当金に対して最長5年間非課税となります。
DMM.com証券の米国株取引サービスの詳細については、DMM株サービスサイトをご覧ください。
DMM株について
https://kabu.dmm.com/
DMM.com証券は、2018年4月4日より株取引に特化したサービスです。これまで外国為替証拠金取引(FX)「DMM FX」や、差金決済取引(CFD)「DMM CFD」を展開していました。
現在は日本の個別株に特化していますが、業界最水準の手数料形態で、約定代金が5万円未満であれば手数料はたったの50円、10万円未満であれば80円に設定されています。また、信用取引の場合は約定代金が300万円未満であれば80円均一に設定されています。
また、PCやスマートフォンの取引ツールも充実しており、初心者向けの「かんたんモード」から上級者向けの「ノーマルモード」と2つのモードが利用できます。短中期で売買を行う方には使いやすいと言えそうです。