2017年1月より確定拠出年金制度が改定され加入対象者が広がり、確定拠出年金制度がない会社員の他、自営業者、専業主婦など幅広い方が加入可能になりました。
実際に確定拠出年金(iDeCo)に加入するには金融機関に確定拠出年金専用の口座を開設が必要になります。そこで今回はSBI証券が提供している確定拠出年金サービスの概要と特徴を紹介します。
確定拠出年金(iDeCo)とは?
確定拠出年金(iDeCo)とは、既存の公的年金制度に上乗せして運用できる年金制度です。日本の年金制度は3段階で構成されており、第1段階として国民年金(基礎年金)、第2段階として厚生年金、第3段階として今回の確定拠出年金の他、確定給付企業年金、厚生年金基金があります。
確定拠出年金を利用することで、これまでの年金制度に上乗せして運用できることから、運用成績次第では更に上乗せして給付することが可能になります。
毎月の拠出額は最低5,000円から1,000円単位となっており、最大の拠出額は職業によって異なりますが、国民年金のみに加入している自営業の場合は最大6万8,000円まで拠出できます。
確定拠出年金(iDeCo)の制度について詳しくは以下の記事で解説していますので合わせてご覧ください。
拠出した資金は、金融機関が選定した運用商品である投資信託をご自身で選んで運用します。そのため、予め確定拠出年金(iDeCo)で運用するための金融機関を選ぶ場合は手数料水準や選択可能な投資商品をしっかりと調べた上で運用することが重要になります。
確定拠出年金(iDeCo)で運用する金融機関の選定ポイントについては以下の記事をご覧ください。
運用商品のラインナップが豊富である
SBI証券の確定拠出年金サービスの特徴としては、運用する際に選定可能な運用商品のラインナップが豊富であることです。
現在は63本の運用商品から選べますが、2018年5月より一部確定拠出年金制度の改定があり今後は32本の運用商品からご自身のリスク許容度にあわせて最適な運用商品が選べます。
運用商品は、株式で運用したい方は、リスクを抑えて低コストで運用したい方に最適な指数に連動するインデックスファンド、リスクはある程度許容できより大きなリターンを確保したい方に最適なアクティブファンドから選べます。
また、債券や不動産、商品を対象に運用するファンドも選ぶことができます。運用商品については以下のSBI証券の公式サイトをご覧ください。
低コストの運用商品を中心に取り揃え!
SBI証券の確定拠出年金サービスで運用できる投資信託は、運用中に係るコストも低く抑えられる運用商品を中心に取り揃えているのも嬉しいポイントです。
投資信託は、以下の記事でも記載していますが運用中に信託報酬と呼ばれる運用委託手数料に該当する費用が発生します。確定拠出年金は長期に渡って運用を行うため、できるだけコストが低い運用商品を選ぶことが資産を大きくする上では重要なポイントとなります。
SBI証券で選定可能な投資信託は2%から0.1%の信託報酬が設定されているものを中心に取り揃えています。確定拠出年金(iDeCo)で運用する場合は、運用ニーズやリスク許容度によっても異なりますが、1%以下を目安に運用商品を選定すると良いでしょう。
また、2018年11月より確定拠出年金(iDeCo)向けの新たなプランとして、セレクトプランをリリースしています。諸費用はこれまでのiDeCoサービスと変わらず、低コストと多様性にこだわって選定した34本の運用商品を取り揃えており、低コストとして人気が高い、三菱UFJ国債投信の「eMAXIS Slimシリーズ」が新たに追加されるなど、使いやすい運用商品が新たに加わっています。セレクトプランの詳細については以下の公式サイトもしくは記事をご覧ください。
また、実際の運用商品の選定方法については以下の記事で紹介していますので合わせてご覧ください。
運用管理手数料が無料で口座管理手数料は毎月たったの171円!
SBI証券では、毎月支払う口座管理手数料に包括されている金融機関に支払う運用管理手数料が口座残高を問わず無料となっており、毎月の口座管理手数料も国民年金基金連合会と事務委託金融機関に支払う手数料をあわせてたったの171円となっています。
口座管理手数料は、申し込む金融機関によって大きく異なっており、低コストで確実に資金を貯めていくためには、この口座管理手数料ができるだけ低い金融機関を選定することが重要なポイントとなります。SBI証券の確定拠出年金(iDeCo)口座開設は以下のボタンよりお手続きいただけます。