株式投資でリスクを最小限に抑えるためできる3つの方法を紹介

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株式投資は、株価が購入したときよりも上昇すれば利益が得られますが、逆に、株価が購入時より下がれば、元本割れを起こしてしまう可能性もあります。今回は株式投資におけるリスクを最小限に抑えるためにできる方法3点を紹介します。

株式投資のリスク

株式投資のリスクとしては、2018年5月2日の記事でも詳しく記載していますが、株式投資では主に以下3つのリスクがあります。

1.価格変動リスク
2.信用リスク
3.流動性リスク

価格変動リスクは、冒頭でも説明している通り株価が変動することです。信用リスクは、企業が倒産や何かしらの不祥事で、株価が大幅に下落もしくは無価値となることです。流動性リスクとは取引量が少なく、買いたくても買えない、売りたくても売れないといったリスクです。

今回は、主に価格変動リスクと信用リスクに対して、対策すべきことを解説します。

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持っているすべてのお金を株式投資に振り向けない

株式投資を初めて行う人に多いですが、欲が働き一儲けしてみたいと考えて持っている手持ちのお金をすべて株式投資に振り向けてしまい、結果的に株価が下落して資産を減らしてしまうことです。これは、2017年に話題となった仮想通貨でも同じ様なことをして資金をなくした例は記録に新しく、価格が暴落して資産を減らしてしまうパターンは過去も現在でも変わりません。

株式投資はある程度まとまった資金が必要ですが、株価は常に価格変動リスクがありますので、株を買ったからと行ってすぐに株価が上がって儲けられるものではありません。また、株価が下がってしまい評価損が出ている状態で他に手持ちのお金がなければ、万が一、緊急でお金が必要になったときに対応できなくなってしまいます。

人間は面白いもので、悪いことが起きたときに更に悪いことが起きるパターンは多いです。例えば、株価が暴落して手持ちの資産が乏しくなったときに、大きな病気になり入院する必要が発生し、大きなお金が急に必要になったりするものです。(私も似たようなことは過去に経験済みですが。)

そのため、株式投資に振り向ける資金はすぐには使う予定がなく、価格変動があっても特に影響がない資金を活用すべきです。また、手持ちの現金は万が一、緊急でお金が必要になったときのことを考えて最低1年間は収入が無くなっても生活できるレベルの現金を持っておくべきです。



株価が変動してもそれを補える収入を確保する

株価は市場が動いている間は、常に変動しています。1日単位でみると株価の変動は僅かなことも多いですが、相場が上昇傾向の場合は評価益が増えて強気になりますが、相場が下落傾向の場合は、このままズルズル下がっていくのではないかと心配になってしまいます。

そのため、変動に耐えきれず変なタイミングで売ってしまったり、更にリスクをとって空売りをしてみる、オプション取引を活用してリスクヘッジを行うといったことを行う方もいます。

空売りやオプションは、それぞれの投資スタイルがあるので悪いとは思いませんが、特に個人の場合は、機関投資家のように利益を常に上げ続けなければ行けないというノルマはなく、他の労働収入や事業収入などがあれば多少の株価の変動に対しては十分にリスクヘッジは可能となります。

中長期での株式投資の場合は、対象の変動に対してはある程度織り込んでおくことも重要で、銘柄を選ぶにもご自身のリスク許容度に応じて、銘柄の組み合わせを考えることも重要です。



自分の目で現場を見て確かめる

株式投資は単純に株価の値動きを追えば良いというものではなく、実際に自分の目で現場を見て確かめるということが一番重要であると考えています。

簡単な方法としては、お店を展開している企業であれば実際にそのお店を訪れてみる、製品やサービスを利用してみるということが初心者には簡単な方法です。お店を訪れて客足が多ければその企業の成長性には期待できる反面、客足が鈍ければ今後の成長性には期待できるとは言えません。

また、お店やサービス、製品だけではなく、現場で働いている従業員の姿や顧客への対応なども総合的にチェックすることも重要です。業績は伸びているが、現場の従業員に負荷がかかっていれば、短期的には業績が向上できても、長期的には従業員の退職が相次ぐ、従業員から過重労働で訴えられて企業の信用を失うと行ったことも考えられます。

定期的に企業を監視することである程度の信用リスクは防げると考えています。

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