近年、投資へ関心が高まっていますが、仕事が忙しくて時間の確保が難しい、感情に左右されてしまいうまく運用できなとお悩みの方は多いかと思います。
そんな方に、今回は、インヴァスト証券が提供しているETFとFXが自動で売買できる「自動売買セレクト」の魅力を紹介します。
自動売買セレクトとは?
自動売買セレクトとは、インヴァスト証券が提供しているETFとFXを組み合わせた自動売買が可能な投資サービスです。
自動売買セレクトでは、元々はインヴァスト証券が取り揃えたETFの中から銘柄を選択して自動的に運用を行う「トライオートETF」が対象となっていましたが、2018年7月14日よりETFに加え、「トライオートFX」自動売買の対象となりました。
自動売買セレクトは、運用をすべて自動でおこなってくれるため、ご自身で対象の銘柄や通貨を調べて運用するといった手間が省ける他、感情に左右されないため、じっくりと運用できるメリットがあります。
https://kabutoshimichi.com/2018/01/05/etf/
ETFに加えFXにポートフォリオを加えてリスクヘッジが可能!
インヴァスト証券の自動売買セレクトでは、2018年7月14日より自動売買の対象にFXも追加されたことで、ETFとFXの2つを入れたポートフォリオを構築することができます。
ETFは、主に特定の株式指数と連動した値動きを行い、基本的には上昇スタンスで株価は推移します。経済が良好であれば上昇を続け利益を増やすことができる一方で、ちょっとした経済に悪影響を及ぼす材料が出た場合、大幅な下落を伴い、株価が足踏みすることもあります。
FXは主に、通貨を対象に運用を行いますが2カ国間における通貨の需給関係や金利の変動といった様々な要因で変動します。そのため、チャートは上昇スタンスではなく上下を繰り返しながら推移する傾向が見られます。
今回、自動売買セレクトにFXを追加したことで、ETFで運用していた場合において、急な下落などが発生した場合でも通貨の変動を利用してリスクヘッジが可能になる他、より効率的な運用をサポートしてくれます。
銘柄選択前にシミューレーションできる!
シミュレーション画面(出典:インヴァスト証券)
実際に自動売買セレクトで、運用を開始する際に、はじめに銘柄を選択する必要があります。ただ、銘柄が多くあると初心者の方ではどれを選んでよいのかわからないといった問題も出てきます。そこで、自動売買セレクトでは、各銘柄に対して過去の実績から自動売買のシミューレーションが可能で、口座開設前でもシュミレーションを行った上で投資する銘柄を決めることが出来ます。
シミューレーションの方法については、自動売買セレクトのホームページより、用意されている銘柄の中からご自身が気になった銘柄をカートに入れるだけで、過去の実績からシミューレーションを行ってくれます。また、予め、ETFとFXが組み入れられたものをそのまま使いたいという場合は、「コンポジット」を選ぶこともできます。
インヴァスト証券で用意しているETFは、米国のハイテク銘柄で構成されたナスダック指数に連動するETFの他、S&P500連動ETF、小型株を組み合わせたETF、日経平均株価に連動するETF、日経平均レバレッジ指数に連動するETFといった、米国と日本を中心とした指数に連動するETFを用意しています。
また、FXについては国際的に通用度が高い米ドルやユーロの他、高金利通貨で人気が高い、豪ドルやNZドル、南アフリカランド、トルコリラなど幅広い通貨を取り揃えています。
ETF3種類とFX2種類の自動売買戦略を活用できる
自動売買セレクトでは、自動売買戦略としてETF専用の戦略として「スリーカード」と「追尾」、「ライジング」の3種類に加え、新たにFXに対応したことで「コアレンジャー」と「スワッパー」の2種類を新たに追加しています。
ETFの自動売買戦略
1. スリーカード
スリーカードはETF専用の自動売買戦略で、下値で購入後、大きな上昇が発生した時に利益確定を行います。
2. 追尾
追尾は、下げ相場の時に段階的に購入し、上げ相場になった時に段階的に利益確定を行う戦略です。
3. ライジング
ライジングは、スリーカードと同様に下値で購入後大きな上昇が発生した時に利益確定を行う戦略ですが、小刻みに利益確定を行うと同時に、利益確定に一定期間開けて大きな利幅を確保する注文方法を組み合わせる戦略です。
FXの自動売買戦略
1. コアレンジャー
コアレンジャーは、FXの自動売買において過去4年間の高値と安値をベースにレンジ幅を設定し、60%~70%の価格帯をコアレンジ帯として、その価格帯に沿って小刻みに売買を行います。
2. スワッパー
スワッパーは、FXの自動売買において高金利通貨に特化した戦略です。長期的に右肩下がりで推移する相場において、短期的な反発を狙って利益を獲得する戦略です。
売買手数料は無料でコスト負担はスプレッドと金利のみ!
自動売買セレクトは、忙しい方でも、これまでの実績に応じて銘柄を選べる他、複数の自動売買戦略で、本格的に運用できるメリットもありますが、売買に伴う手数料についても無料となっており、コストを抑えた運用が可能なのも魅力の一つです。
自動売買セレクトでは、インヴァスト証券が予め保有しているETFと通貨をマーケットメイク方式による差金決済(CFD)取引となります。そのため、購入時と売却時の価格差であるスプレッドが0.05%~0.3%設定されている他、保有している建玉に対して年間の金利コスト0.9%+Liborが必要です。
金利コストについては、同社の調べによると2017年12月26日時点では業界最低水準の設定としています。