投資にリスクがあるのではなく、本当のリスク源は人間にある!?

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投資はリスクが高いとよく言われますが、これは、株式投資などで市場で株式が売買される際に需要と供給によってリアルタイムに価格推移することから、常に上下を繰り返していることでリスクが高いというイメージがあります。ただし、投資そのものはリスクではなく、本当のリスク源は人間にあると考えています。

リスクが高いのは投資をやっている人間

投資は、価格が上下することからリスクが高いイメージが定着していますが、私は10年以上投資を行ってきた中で、投資その物にはリスクはなく、それを運用している人間側がリスクであると考えています。

例えば、企業の財務状況や経営状況を事前に確認すること無く、何となく目先の株価だけで投資の判断をしてしまった結果、株価が下落する、投資経験が無い方が多額の資金をつぎ込んでしまい、株価が下落して大きな損失を出してしまうといった事があります。

これは、投資を行う際に人間が判断して実施した結果であり、その判断を下したのは人間になります。似たようなこととしては、自動車の運転も同様で、自動車の運転は命の危険があることから、何かあれば投資以上にリスクが高い行為になります。交通ルールを守らずに、自分勝手な運転を行えば事故に合ってしまい、ご自身もしくは相手の命を落としてしまう危険性にもあります。

共通するのは、あくまでも人間が実施した判断や行為がリスクに結びついているということです。



投資の正しい方法を取得していればリスクは減らせる

投資も正しい方法をあらかじめ勉強した上で実施することで、100%のリスクを防ぐことは難しいですがリスクを抑えた運用が可能になります。

当サイトでは、株式投資や投資信託などを購入する際の、選定基準なども順次お伝えしていく予定ですが、例えば、現在取引されている株価は企業の財務面や経営状況から判断して妥当な水準で推移しているのかを事前に見極めるだけでもリスクを減らすことができます。

また、今まで投資経験が無い場合は、少額から運用を始めることができます。少額から運用することで、例え株価が下落しても投資した金額の範囲でしか評価額は下がらず、ダメージは減らせると言えます。

これは、自動車の運転も同様で、事前にドライビングスクールで自動車運転のノウハウやルールを取得した上で、正しい知識の元で自動車を運転することと同様です。



普段からリスクを考慮した行動を行うことが重要

投資でできるだけリスクを減らすためには、事前に正しい知識をある程度学習した上で行うことが重要であるとともに、投資を行うにあたり起こり得るリスクを十分に洗い出しておくことも重要ですが、リスクを減らすには、日常生活上でも常にリスクを考慮してどういった所に危険が潜んでいるのかを考えた行動を行うことで、投資に対してもリスクを見る目を養えます。

私は、自動車関係で働いていたこともあり自動車運転や歩行などの交通安全について人より高く意識する習慣もあるのですが、この様にリスクを常に考慮することで、その事象が発生する前にリスクマネジメントを実施することができます。

投資についても、起こりうるリスクを洗い出しておくことで、そのリスクに対して、緩和するか、受け入れるか、回避するか、誰かに転換するかを選ぶことができます。

投資に関するリスクマネジメントについては以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧いただければ幸いです。

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