ロボットを活用した資産運用サービスであるロボアドを検討してる場合、ウェルスナビとTHEOのどちらにするか検討している場合、両者の違いを明確にした上で検討する必要があります。今回は、ロボアド2社のサービス内容を比較して紹介します。
ロボットアドバイザー(ロボアド)とは?
ロボットアドバイザー(ロボアド)とは、ロボットを活用して、投資を行う上でのポートフォリオの提案や運用その物を自動的に行いポートフォリオの最適化が行える投資サービスです。
これまでに投資経験が無い方でも気軽に投資の運用をお願いできるサービスとしてウェルスナビとTHEOを紹介しています。また、THEOはNTTドコモと提携してTHEOの運用でdポイントが貯めることができるTHEO+docomoの提供も行っています。
両者は、簡単な質問に応えるだけで投資者のリスク許容度を判断した上で最適なポートフォリオを提案した上で、そのリスク許容度に沿った形で自動的に運用が行えます。
ウェルスナビとTHEO、THEO+docomoを比較
ウェルスナビ | THEO | THEO+docomo | |
初期投資額 | 10万円 | 10万円 | 1万円 |
積立 | 1万円以上1円単位 | 1万円以上1,000円単位 | 1万円以上1,000円単位 |
手数料 | 3,000万円まで1%(税込1.1%) 3,000万円超0.5%(税込0.55%) |
3,000万円まで0.65%~1%(税込0.715%~1.1%) 3,000万円超は0.5%(0.55%) |
0.65%~1%(0.715%~1.1%) |
ETF銘柄数 | 7銘柄 | 30~40銘柄 | 30~40銘柄 |
リバランス | 入出金時・6ヶ月毎 | 入出金時・毎月 | 入出金時・毎月 |
運用パターン | 5通り | 231通り | 231通り |
自動税金最適化 | 対応 | 未対応 | 未対応 |
出金可能額 | 全額 | 10万円以上 | 10万円以上 |
出金可能期間 | 最短3営業日 | 最短4営業日 | 最短4営業日 |
ウェルスナビ
ウェルスナビは初期投資額は10万円からとある程度まとまった資金が必要になります。厳選した7本のETFから5段階のリスク許容度から投資者に見合ったリスク許容度に合わせて自動的にポートフォリオを設定します。
手数料は3,000万円未満は年率1%(税込1.1%)で運用可能です。
自動税金最適化機能(DeTAX)があるのも特徴で、リバランス時にポートフォリオの中に損失が発生していた銘柄があった場合において同数量を売買することで税金を繰り延べが可能です。
THEO(テオ)
THEOは、初期投資額は10万円からはじめることが可能で、THEO(テオ)は、運用目的別にポートフォリオを設定し231通りの中から、目的に見合った運用ができるのが特徴で、運用銘柄も豊富に用意されています。
一方で、NTTドコモと提携して提供しているTHEO+docomoでは、初期投資額1万円から始めることができます。
カラー | 手数料 | 運用残高 |
ホワイト | 1%(税込1.1%) | 1万円未満 |
ブルー | 0.9%(税込0.99%) | 1万円以上50万円未満 |
グリーン | 0.8%(税込0.88%) | 50万円以上100万円未満 |
イエロー | 0.7%(税込0.77%) | 100万円以上1000万円未満 |
レッド | 0.65%(税込0.715%) | 1000万円以上3000万円以下 |
また、運用手数料については、運用残高が3,000万円を超える場合は0.5%(税込0.55%)、1000万円以上3000万円以下は0.65%(税込0.715%)、100万円以上1000万円未満は0.7%(税込0.77%)、50万円以上100万円未満は0.8%(税込0.88%)、1万円以上50万円未満は0.9%(税込0.99%)、1万円未満は1%(税込1.1%)となります。
THEO+docomoの場合も3,000万円以下の運用であれば、同様の手数料形態で利用可能となっています。さらに、運用残高に応じてドコモのdポイントが付与され、貯まったポイントは普段の買い物や通信料金の割引に充当可能です。
その他、dカードと組み合わせることでおつり投資も可能になるなど、THEOに加え、ドコモ独自のサービスを付帯して利用することができます。
注意事項
当サイトで紹介している情報は2018年1月時点での情報です。運用を検討する際は、必ず公式サイトもしくは各社が公開しているホワイトペーパーをご参照ください。
当情報は投資の勧誘を目的とした記事ではございません。あくまでも、参考情報としてご活用いただき、投資の判断はお客様ご自身でお願いいたします。